腹圧性尿失禁といってもいろいろ
尿失禁の原因別に治療方法を考えたいものです。
それぞれの原因を探ってみましょう。

尿道は内側の粘膜構造、と周囲の尿道括約筋の2つの働きによって尿禁制を保っています。
負荷(腹圧)がかかる時には閉める機能が加わります。

1.尿道粘膜が薄くなるタイプ

2.括約筋が薄くなるタイプ

3.尿道粘膜と括約筋の両方が薄くなるタイプ

4.粘膜も筋肉もしっかりしているが、上手に閉めることができないタイプ
治療はどうするのか?少し考えてみたくなりますね。
1.尿道粘膜が薄くなるタイプは内因性括約筋不全(ISD)と呼ばれるタイプで、粘膜を再生したいので、レーザー治療(インティマレーザー®)やPRP治療が有効と考えています。
2.筋肉が薄くなるタイプは筋肉を鍛える!につきますから、骨盤底リハビリテーションや磁気刺激治療器(スターフォーマー®)
3.尿道粘膜と筋肉の両方が薄くなるタイプの治療は、理想的には骨盤底リハビリテーション+レーザー治療+PRP治療+磁器刺激療法を行うと良いと考えますが、もっとも効果的な方法を選択していくと良いかも知れません。
4.筋肉を閉めることが苦手なタイプです。治療は骨盤底リハビリテーションにつきますが、コツコツと『運動のコツ!』を掴んでいただきたいと思います。
高度な腹圧性尿失禁には
- 女性には尿道スリング手術
- 男性には人口尿道括約筋
が良い適応になります。
まとめ
腹圧性尿失禁にはいろいろなタイプがあり、治療方法もいろいろあることが垣間見えたのではないかと思います。尿漏れは○○で!とはなりません。


