低侵襲手術の日々

 本日はLSC手術後の膀胱前壁再発の方の、腟壁形成術(膀胱脱手術)でした。LSC手術後の再発は尿道側に起こることが多いです。メッシュが同部をカバーしきれないからかもしれません。

 ヘルニア門が尿道や三角部にあるのか後壁側にあるのかが手術方法を選択するカギとなりそうです。(図)

 今回は膀胱鏡で確認したところ尿道・三角部にヘルニア門が形成されており、子宮はメッシュでしっかりと上がっていることから、膀胱筋層のヘルニア門を吸収糸で縫縮しています。膀胱瘤も大きく剥離範囲も大きかったですが綺麗に収まりました。

 余剰となった腟壁は「切り取らない!」ことも大事だと思っています。1週間もするとあんなに伸びていた腟壁は元通りになるからです。

 従来法は腟壁を切除します、腟がさらに薄くなること、伸びが悪くなり性交痛などの原因も懸念されます。手術直後はびしっとした感じになるのですが・・・

 手術時間は約30分、止血確認、尿流量測定、残尿をしっかりと確認した後、東京から静岡へ新幹線で帰宅されました。

今後も、低侵襲な日帰り手術を届けたいと思います。

 もうお一方は尿道脱の方でした。高澤先生が局所麻酔で約15分で「さっと」手術され、綺麗に修復されていました。

図はヘルニア門の位置、膀胱鏡で確認ができます。

後壁

三角部


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