「腟こり」         こんなに凝っていたことに気づいた!

本日は、Kさんから先生「あのブログ私のことでしょ!」っていう会話から始まりました。

 泌尿器科で「慢性膀胱炎」、「反復性膀胱炎」、婦人科では「何ともない」と言われてという方がほぼ毎日いらしています。骨盤底疾患を専門に診ている先生なら、「間質性膀胱炎」あるいは「慢性骨盤痛症候群」を鑑別に入れるのではと思います。さらに「筋筋膜性骨盤疼痛症候群(Myofascial pelvic pain syndrome:MPPS)」を診断できる泌尿器科・婦人科医は本当に少ないと思います。これは、啓蒙活動が必要と感じています。

 「筋筋膜性骨盤疼痛症候群」はさらに細かくすると「内閉鎖筋筋膜性疼痛」がほとんどです。

 この内閉鎖筋筋膜性疼痛を我々は「腟こり」と呼ぶことにしました。診断になかなか行きつかず、「腟こり」って何?から診断そして治療に結び付けられれば、抗生剤の乱用、腟レーザーでさらに痛みがひどくなるなどの事例が少なくなればとの思いがありますし、適切な診断はやるべき治療や予防などに繋がります。

 本日は、Kさんは骨盤底リハビリテーションで疼痛部位をほぐす、その周りの筋肉のゆるみや緊張を取るなどの施術が行われ、家庭での姿勢やストレッチなどが本日の宿題となりました。施術で痛みの部位をぴったり当てられ、疼痛部位が軽減されたことにも驚かれていました。今後は数回の骨盤底リハビリテーションと腟こり(内閉鎖筋筋膜性疼痛)のセルフケアなどの指導にうつっていきます。


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