膀胱癌術後(経尿道的膀胱腫瘍切除術)に、BCGや抗がん剤膀胱内注入による再発予防治療が行われます。再発予防効果を見込みよく行われる治療です。一方で、副反応(合併症)も一定の割合で起こります。中でも、BCGは副反応が多い薬剤です。発熱、膀胱痛など様々です。重度の合併症は非常に稀ですが、BCGに誘発される化学性膀胱炎は時折経験します。
本日はCIS(上皮内がん)のためBCG治療を受け、痛みと頻尿が治らないと相談にいらっしゃいました。
膀胱粘膜は赤く腫れ、膀胱容量も低下されていました。
化学物質(BCG)に対するアレルギー反応の治療を行います。
少量のステロイドと抗アレルギー薬が効果が高いと考えています。
また、膀胱の痛みのため鎮痛剤が処方されていても服用を我慢される方が散見されます。痛みによるストレス反応は身体にとっては大敵です。積極的な疼痛緩和が第一優先です。
