腟レーザー治療の注意点の一つ

 GSM関連で施行されることが多いと思います。尿失禁の種類によってレーザー治療の有効性が示され、いろいろな施設で手軽に治療を受けることが可能となって参りました。

GSM関連で腟レーザー施術中、あるいは施術後に腟内レーザーで「痛みが酷かった。」、「施術後大変だった。」方は、腟壁が薄くなつており、レーザーのパワーが強すぎる可能性がある、あるいはそのレーザーが合わない可能性があります。通常、腟内にレーザーを照射しても痛みが無いのが普通です。痛いと言うことは、腟壁が薄くなっている可能性が高いです。薄い腟壁に高出力のレーザーを当てると腟壁が焼け過ぎてしまい、回復の遅れや、思ったような効果が現れません。月単位で徐々に出力を上げていき、根気良く治療する事が必要です。

本日は他院で3回レーザー治療を受けられ、膀胱炎症状が全く良くならないと受診されました。3回ともとても痛かったとのことでした。

 内視鏡で確認したところ、腟粘膜は薄く、乾燥し、ところどころに出血点を認めました。

 女性ホルモンと保湿から粘膜の状態を改善し、インテイマレーザーのGSMモードで治療をやり直しになりました。

施行前に腟粘膜や尿道周囲粘膜をチェックし、術前処置、適切なレーザーの選択や出力の設定など行える施設での施行をお勧めしたいと思います。


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