【性交痛の原因は?】内膜症ではなく「筋筋膜性骨盤疼痛症候群(MPPS)」かもしれません

性交時の痛み、いわゆる「性交痛」は、多くの女性が一度は経験すると言われています。原因は多岐にわたり、子宮内膜症や感染症、腟の乾燥(GSM)などが代表的ですが、意外と知られていないのが 筋肉や筋膜の問題による性交痛 です。

【今回の方】

30代女性。性交痛のため婦人科を受診されましたが、内膜症などの異常は見つかりませんでした。

そこで、たまたま筋筋膜性骨盤疼痛症候群(MPPS)をご存じだった婦人科医の紹介で当院を受診。診察の結果、内閉鎖筋、尾骨筋、坐骨海綿体筋、会陰横筋に強い圧痛があり、トリガーポイントも認められました。

機能障害を伴う典型的なMPPSと診断しました。

【MPPSによる性交痛の特徴】

初めての性交時に痛みを感じてしまい、その後「防御反応」として筋肉が緊張してしまうケースがあります。 このような緊張は無意識に続き、性交のたびに痛みが悪化する「悪循環」を生みます。 画像検査や婦人科検査では異常が出ないことが多く、「原因不明の性交痛」とされてしまうことも少なくありません。

【治療の第一歩は「筋緊張をとること」】

MPPSによる性交痛の治療は、まず 骨盤底筋の緊張をほぐすこと から始まります。

当院では専門の看護師が、筋膜リリースをゆっくり行い、心と身体の緊張を解きほぐしていきます。

施術を重ねることで少しずつリラックスが可能になります。 心理的な安心感も筋肉の緊張を和らげる大切な要素です。

【セルフケアへの移行】

施術で筋肉がリラックスできるようになってきたら、次は セルフケア へ移行します。

骨盤底筋を意識的に緩める方法や、呼吸法、ストレッチを習得することで、日常生活の中でも再発予防が可能になります。

【性交痛でお悩みの方へ】

性交痛の原因は一つではありません。

婦人科疾患だけでなく、筋筋膜性骨盤疼痛症候群(MPPS) のように筋肉や神経が原因となるケースもあります。

「どこに行っても異常がないと言われた」

「内膜症ではないけれど性交痛が続く」

このような方は、一度 骨盤底筋や筋膜の評価 を受けてみると良いかも知れません。

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