浜松での講演会「医原性尿路損傷の修復術」

昨日は、浜松市のグランドホテル浜松にて開催された

「Frontiers in Clinical Practice and Surgery Seminar」で講演を行いました。

テーマは、医原性尿路損傷の修復術。

この分野は泌尿器科の中でも特に繊細かつ専門性の高い領域であり、

私自身の臨床経験の中でも多くの学びを得てきたテーマです。

座長・稲元輝生教授との再会

座長は、私の大阪医科大学(現:大阪医科薬科大学)時代の同級生でもある

稲元輝生教授(浜松医科大学 泌尿器科学講座)。

同級生が教授となり、こうして座長として迎えてくださることに深い感慨を覚えました。

また、基調講演では浜松医大の渡邊恭平先生が

「HoLEPの治療成績向上に向けたアプローチ」という素晴らしいご講演をされ、

術前評価から術後OABの治療介入まで、非常に勉強になりました。

私の講演「医原性尿路損傷の修復術」

私からは、

尿管損傷の原因・注意点・修復術の種類や適応を概説し、

実際の難易度の高い手術症例を供覧しました。

  • 他院での膀胱腟瘻再発例
  • 水腎症を合併した複雑症例
  • 回腸を用いた尿管延長再建など

こうした「教科書ではあまり見ない修復法」に、

「初めて知った」「非常に参考になった」といった感想もいただきました。

懇親会での学びと再会

懇親会では、

ステント交換の間隔や腎瘻管理、ステント逸脱時のトラブル対応など、

多くの先生方が共通の悩みを抱えていることも共有できました。

「知っていること」と「できること」は違いますが、

まずは「知ること」からしか始まらない——

改めてその重要性を実感した一日でした。

懐かしい再会

静岡済生会総合病院の岡本好史院長も駆けつけてくださり、

懐かしい思い出話に花が咲きました。

20年前、私が立ち上げた院内バンド「ドクターチルドレン」が

今も続いていると聞き、胸が熱くなりました。

また、医局長時代に始めた懇親会が今も引き継がれていることも伺い、

人と人とのつながりの大切さを改めて感じました。ワインや点滴試飲の格付け大会で、ぜんぜん当たることができなかったーなんて話が出たり😆

静岡市でご開業されている影山先生、浜松の鶴先生とも再会でき、遅くまで酒盃を交わし楽しい時間はあっという間でした。

多くの懐かしいご縁に恵まれた夜でした。

最後に

稲元教授をはじめ、ご参加いただいた先生方、

そして主催のキッセイ薬品工業の皆さまに心より感謝申し上げます。

これからも、修復術の技術と知識を少しずつ広め、

「合併症を繰り返さない」「腎摘に至らない」治療を目指して、

地道に活動を続けてまいります。


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