20代でチグハグ底筋?

頻尿症状で2週間前に川原田先生の外来を受診された20代の女性。

問診の後の診察で、内閉鎖筋の左右差を伴う圧痛所見、そして骨盤底の収縮が全くできずに、逆に押し出してしまう動きが確認されていました。

日程の都合で今回は私の外来を受診されましたが、川原田先生のご指導と、理学療法を一度受けた後で、頻尿症状が明らかに改善しつつあるとのことでした。

一般の泌尿器科であれば、過活動膀胱治療薬の処方で終わるケースも多いでしょう。

しかし、川原田先生が骨盤底筋の機能と協調性にまで目を向け、リハビリを中心としたアプローチを行っている点に、骨盤底診療の本質を感じました。

🧩チグハグ底筋とは?

「チグハグ底筋」とは、骨盤底筋群の協調不全(dys-synergia)を表す言葉です。

本来なら排尿や姿勢維持の際にバランスよく働くべき筋群が、うまく連携できず、過剰に力が入ったり、逆に押し出してしまうような動きを示します。

このような状態は、出産前の若い世代でも起こり得ます。

つまり、出産前から骨盤底のリスクを抱えているということです。

🌸出産前からの骨盤底ケアの重要性

出産を迎える前に、こうした“チグハグ底筋”の状態を整えておくことで、

将来の骨盤臓器脱や尿失禁の予防につながる可能性があります。

患者さんご自身がリハビリに真剣に取り組み、少しずつ症状が改善していく姿は、

まさに「骨盤底診療所の醍醐味」と感じます。

日本橋骨盤底診療所

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