2026年2月15日、日本橋骨盤底診療所にて
第1回 骨盤底ワークショップ を開催いたしました。
GSM(閉経関連尿路性器症候群)、尿失禁、そして骨盤痛をメインテーマとしました。
骨盤底診療の「見えない部分」を伝える
前半は、私から以下の内容を中心にお話しさせていただきました。
- GSMの正しい診断方法
- 患者さんへの伝え方
- 見逃されやすい病態
- 骨盤底筋の協調不全
- 筋筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome)
- 臓器だけでなく「筋」を診るという視点
骨盤底の症状は、検査で明確な異常が見つからないことも多く、
診断に至らないまま長年苦しんでいる患者さんが少なくありません。
だからこそ重要なのは、
「存在を知っていること」
そして
「診断できること」
です。
「そう言えば、あの患者さんは…」
講義後、多くの先生方から印象的な言葉をいただきました。
「そう言えば、同じような患者さんがいらっしゃいました」
「今まさに困っている患者さんがいます」
「原因が分からず悩んでいましたが、筋の問題かもしれません」
知識として存在していた概念が、
目の前の患者さんと結びついた瞬間だと思います。私も最初はそうだったように^ ^
疾患の概念と実臨床がつながる瞬間に立ち会えたことは、私にとっても非常に意義深い時間でした。
ハンズオンで学ぶ「触れてわかる診療」
- 骨盤底筋の評価方法
- 筋の触診方法
- 協調不全の評価
- 痛みの評価方法
などを学んでいただきました。
骨盤底診療は、
画像だけでも、検査値だけでも完結しません。
触れて、感じて、理解する診療です。
骨盤底診療を、少しずつ社会へ
骨盤底の問題は、QOLに深く関わるにも関わらず、
十分に診断・治療されているとは言えない領域です。しかし、確実に変わり始めています。
一人の医師が知り、
一人の患者さんが救われ、
そしてそれが少しずつ広がっていく。
その第一歩として、今回のワークショップを開催できたことを
大変嬉しく思います。
第一回を終えて
第一回の骨盤底ワークショップは、
参加された先生方の熱意と関心に支えられ、
非常に有意義な時間となりました。
骨盤底診療は、まだ発展途上の分野です。
しかし、確実に必要とされている医療です。
骨盤底診療が、
少しずつ、確実に広がっていくことを願っています。
そして今後も、この学びの場を継続していきたいと考えています。
ご参加いただいた先生方に、心より感謝申し上げます。
日本橋骨盤底診療所 安倍 弘和

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