CO2レーザーが腟壁や陰部に用いられ、尿もれや腟の引き締めなど画期的な治療効果が示されました。その後、開発が進みエルビニウムYAGレーザーが骨盤底治療の次世代機種として普及してきています。
Time WalkerⓇ IntimaLaserTM

腟内を全自動照射により腟壁をもれなく、効果的に照射が可能な最新機種
2種類のレーザー機能を持つ
Er.YAG:エルビニウムヤグレーザー
Nd.YAG:ネオジウムヤグレーザー
- フェムゾーンの治療機器として世界では3万台以上が
- 日本でも急速に普及
腟壁や尿道内にレーザーを照射できる事で、粘膜の再生を促すことができるようになりました。レーザーは周波数や照射エネルギーを変えることで様々な効果を生み出します。
骨盤底の様々な問題に対応する各種治療モードがあります。
- 尿失禁治療に IncontiLase®
- 腟弛緩症に IntimaLase®
- 萎縮性腟炎に RenovaLase®
- 骨盤臓器脱に ProlapLase®
インティマレーザーは上記モード設定により誰が施行しても確実な効果が得られるようになっています。さらに細かな設定や追加オプション(尿道照射の追加の有無)を備えており、どのモードを選択するのか、エネルギー設定、治療間隔など各個人に合わせた治療も魅力です。
インティマレーザーの原理
レーザーによる組織再生の原理は、粘膜、支持組織、筋肉などに細かな傷をつけ、人間のもつ自然治癒力を活性・利用することにあります。治癒のための成長因子、サイトカイン、血管新生が促され、さらに、保護目的にコラーゲンを誘導して厚みを持たせます。加齢による変化や出産で弛緩した組織にはとても有効な治療法と考えられます。
Fotona社のSmooth modeのロングパルスEr.YAGレーザーは非焼灼式(焦げない、蒸散層がない)低侵襲レーザーで組織の弱い方に適したレーザーと考えられます。蒸散層や炭化層は若い組織であれば治癒力も高く、回復は問題ないのですが、組織が弱い方にはより低侵襲なレーザーを用いることで、レーザー照射後の症状が軽減されます。
各レーザー治療のイメージ
レーザーの種類やモード(出力設定)は施術後の痛みや回復に大きく関わるため、施術前の粘膜の状態の把握がとても大切です。
尿道や腟の厚み?
尿道は粘膜と筋層の構造をしています。尿道粘膜のひだ構造はパッキンの役割を果たします。腟壁は尿道や膀胱を支える支持組織として重要で尿道の過度な動きを抑えてくれます。
レーザー照射で厚みが戻った粘膜は尿道ではパッキン構造として蘇り、腟壁では尿道や膀胱を支える支持組織としての役割にもなります。
さらに外尿道口周囲(おしっこの出口)の粘膜がふっくらとする事で粘膜に潤いが戻ります。腟細菌叢が蘇り、尿道周囲のPHを下げてくれる事で、膀胱炎になりにくくなります。
尿道膀胱ファイバーの役割
どのように尿道粘膜、腟粘膜を確認するのか
目視でもある程度分かるりますが、カメラを用い拡大視野で粘膜の状態を確認することで自身の粘膜の状態を把握することができます。
細い尿道膀胱ファイバーは痛みは少なく、膀胱の粘膜構造はもちろん、尿道粘膜構造や腟粘膜の状態を確認する事ができます。
治療後の状態にも理解が深まります。