本日は亀田総合病院でロボット支援膀胱全摘後の尿管狭窄症の修復術を行った。医原性尿路損傷の修復術を知らないため、水腎症や感染を理由に腎摘を提案されるケースで相談される。修復術は術者からするとストレスが多い。やりっぱなしや二次災害(腎摘)を防ぐために情報提供が必須だと思う。
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本日は亀田総合病院にて、腹腔鏡下に尿管膀胱新吻合、残存腫瘍切除を施行しました。都内で子宮低悪性度肉腫で手術された際の合併症で尿管損傷の方でした。腎瘻造設され、治療法を相談に亀田京橋クリニックを受診された方です。
残存腫瘍は骨盤内(内腸骨血管、尿管、仙骨子宮靭帯)に癒着し切除は正常組織との境界を剥離するのが大変でしたが、一塊に切除する事ができました。
尿管を剥離、正常な部位で切断、その後膀胱を膨らまし、尿管が届くように、腸腰筋に膀胱を固定しました。尿管と膀胱の吻合は膀胱尿管逆流がない粘膜下トンネル作成にて吻合しています。
手術終了後1年近く入っていた腎瘻を抜去しました。病室で腎瘻が抜けた事を大変喜ばれていたのが印象的でした。
1.5ヶ月後に尿管ステントを抜去する予定です。

亀田総合病院Kタワー13階からの眺め