今日は、骨盤底筋(こつばんていきん)の強さを評価する「オックスフォードスケール」について解説します。自分でもできるのでチャレンジしてみて下さい!^ ^
骨盤底筋は、膀胱や子宮、直腸など骨盤の中の臓器を支える大切な筋肉です。
尿もれ(腹圧性尿失禁)や骨盤臓器脱の予防・改善には、この筋肉の状態を正しく評価し、トレーニングすることが大切です。
「オックスフォードスケールとは?」
オックスフォードスケール(Modified Oxford Scale, MOS)は、膣や肛門に指を入れて「ぎゅっと締めてください」とお願いし、その力を0〜5点で評価する方法です。
とてもシンプルで外来でもすぐに行えるため、世界的にも広く使われています。
0〜5点の評価基準
- 0点:収縮なし
力がまったく入らない状態。 - 1点:わずかな動き(flicker)
ぴくっとした反応はあるが、持続できない。 - 2点:弱い収縮(weak)
弱い締め付けはあるが、臓器を支える力としては不十分。 - 3点:中等度の収縮(moderate)
検者の指に力を感じる。日常生活ではある程度の支えになる。 - 4点:しっかりした収縮(good)
はっきりした力で押し返すように締め付けられる。 - 5点:非常に強い収縮(strong)
検者の指をしっかり押し返す、とても強い力。
1〜2点の人に多い病気
スケールが1〜2点と低い場合、次のような症状や病気につながることがあります。
- 咳やくしゃみで尿がもれる : 腹圧性尿失禁
- 膀胱や子宮が下がってくる : 骨盤臓器脱
- 出産後や閉経後の骨盤底筋の弱り
- 前立腺摘除後の男性の尿失禁
「骨盤底筋トレーニングで改善を」
骨盤底筋は鍛えることで必ず強くなります。
- 正しい骨盤底筋トレーニング!
- 理学療法士の指導でリハビリ!
- 磁気刺激(スターフォーマーなど)・レーザー治療(インテイマレーザー・PRPなどの補助療法)!
を組み合わせると、3点以上へ改善していく方も少なくありません。
※間違ったやり方では逆効果と言うことも(泣)
まとめ
- オックスフォードスケールは骨盤底筋の力を0〜5点で評価する方法。
- 1〜2点は「かなり弱い」状態で、尿もれや骨盤臓器脱と関係する。
- トレーニングや治療で改善できる可能性がある。
骨盤底筋は「見えない筋肉」ですが、確実にトレーニングで鍛えられます。
「もしかして弱っているかも?」と感じた方は、ぜひ専門の医療機関にご相談ください。
👉 日本橋骨盤底診療所では
骨盤底リハビリテーション(骨盤LAB)で専門のスタッフが丁寧に実施しています。

