本日は鴨川・亀田総合病院。
朝は土砂降りの雨でしたが、午後には雨も上がり、海風が心地よい清々しい天気となりました。
月に一度の土曜日手術日。
初回となるハンナ型間質性膀胱炎の方への生検+ハンナ凝固+水圧拡張術を2件、
ロボット支援前立腺全摘除術(RARP)1件、
fTUL(経尿道的腎尿管結石砕石術)1件、
尿道スリング手術1件、
両側尿管損傷の方の造影評価1件、
腹腔鏡下膀胱全摘除術+回腸導管造設術1件を行いました。
間質性膀胱炎:診断と初回治療の重要性
「頻尿でなかなか治らない」という症状から診断に至るまで、半年以上、長い方では数年を要することもあります。
初回治療では、癌(CIS)でないことを確認するための生検は必須と考えます。
望月先生の経尿道的手術技術は本日も見事で、丁寧な凝固操作が印象的でした。
腹圧性尿失禁とチームワーク
腹圧性尿失禁の方は移植後であったため、経閉鎖孔スリングを選択しました。
高橋先生との息の合った手術で、スムーズかつ確実な手技。術後経過も良好でした。
尿管損傷・結石症例・悪性腫瘍手術
尿管損傷の方は造影にて漏れがないことを確認し、ステント交換を実施。今後、両側尿管膀胱新吻合術を予定しています。
fTULでは非常に難しい結石症例でしたが、志賀部長の匠の技で無事に終了。
RARPは藤川先生・奈路田先生の連携が光る素晴らしい手術で、
膀胱全摘除術+回腸導管造設は伊原先生、中薗先生、深貝先生の見事なチームワークで滞りなく完遂されました。
チームへの感謝と術後の喜び
すべての手術が16時に無事終了。
麻酔科、手術スタッフ、看護チームの的確なサポートに、いつも頭が下がります。
さらに今日は嬉しい報告が続きました。
尿管損傷で腎瘻状態だった方がついにドレーン抜去・カテーテルフリーとなり、
回腸尿管で修復した方もカテーテルフリーに。
そしてボアリフラップの方は退院が決定。
治療の成果を実感できる、良い一日となりました。
週末を使った入院手術で都内から利用される事が多くなってきました。
鴨川の海が少し輝きを取り戻すように、患者さんの笑顔がひとつ、またひとつ戻っていく。
そんな瞬間に立ち会えることに、心から感謝です。


