― 男性EDと女性GSM(閉経関連尿路性器症候群)から考える ―
更年期前後になると、夫婦の夜の生活が自然と減っていく──
多くのご夫婦が直面する、しかし話題にしにくい問題です。
その背景には、
男性側の「勃起しづらくなる」変化(ED) と
女性側の「痛い・乾燥する」症状(GSM:閉経関連尿路性器症候群)
という、どちらも“身体の変化”が関与します。
そして両者とも、
治療で改善する“治療可能な病気” であることはあまり知られていません。
🔵【男性】知らないうちに始まるED(勃起障害)
40代後半から徐々に、男性ホルモンの低下・血管機能の低下・ストレスなどにより
「以前より硬さが足りない」「維持できない」「自信がなくなる」
といった変化が現れます。
EDは「加齢現象」ではなく、
血管・神経・ホルモン・精神の複合的な変化による医学的な症状 です。
🔴【女性】GSM(閉経関連尿路性器症候群)とは?
閉経後、エストロゲンが減少することで腟・外陰部・尿道・膀胱に変化が起こります。
代表的な症状:
性交痛 、腟の乾燥・灼熱感 、かゆみ・腟炎の反復、頻尿・尿意切迫 、再発性膀胱炎など
これらは“心の問題”ではなく、
閉経による粘膜萎縮・腟内pH上昇による医学的な症状です。
また、骨盤底筋群の疼痛(MPPS)なども関係してくる事もあります。
🟣【夫婦間のずれ】“誰も悪くないのに距離が広がる”悪循環
男性は「だらしないと言われたらどうしよう」
女性は「痛いから避けたい」
こうして、
お互いに気を遣うことで逆に性が遠ざかる
という悪循環が起こります。
本質は、
治療で改善できる身体の変化
であり、夫婦関係の終わりではありません。
🌈【結論】
更年期は“終わり”ではなく“再出発”
EDもGSMも、治療により改善可能です。
● 男性
内服薬、体外衝撃波、高テスラ磁気刺激療法(スターフォーマー®︎)、男性ホルモン補充、レーザー、陰圧式補助具(Vigor®︎)など
● 女性
フェムケア、局所エストロゲン療法、腟レーザー(インテイマレーザー®︎)、体外衝撃波、DHEA、ヒアルロン酸、乳酸菌療法など
「話しづらい」ではなく、
医学的に治すことで人生の質が向上する問題です。
次回から、男性編・女性編のシリーズを順次公開していきます。
🏥 日本橋骨盤底診療所(NPFC)
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※男性ED診療は男性泌尿器科医が担当する
月曜日、火曜日の夜診、火曜日の午前中がお勧めです。
・女性のGSM(閉経関連尿路性器症候群)
・男性ED
を含め幅広い骨盤底疾患に専門的に対応しています。
どこに相談すればよいかわからない方も、安心してご相談ください。




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