先日参加したFotonaの学会で、GLP-1受容体作動薬による減量治療とサルコペニア(筋肉量低下)の問題について学ぶ機会がありました。
世界的に肥満が増え、欧米の肥満問題はGLP-1の登場で肥満問題を大きく変えています。
GLP-1製剤は肥満や糖尿病治療において非常に有効ですが、体重減少の過程では脂肪だけでなく筋肉も失われることがあります。
その主な理由は、
- 食欲低下によるタンパク質摂取不足
- 急激な体重減少
- 活動量低下
などです。
特に中高年以降は、もともと加齢による筋肉量低下が始まっているため、「痩せたけれど筋力も落ちた」という状態になりやすくなります。
GLP-1で痩せたい方々はそもそも運動が苦手だったりで筋肉までも落ちてしまいがちかも知れません。
最近は健康寿命だけでなく、元気に活動できる期間を延ばす「Longevity(ロンジェビティ)」という考え方が注目されています。
Longevityを達成するためには、
- 適切な栄養摂取(特にタンパク質)
- 筋力トレーニング
- 十分な活動量
が欠かせません。
そのような観点から考えると、骨盤底筋や体幹筋を含めた筋力向上を目的とした高強度磁気刺激療法(StarFormer)は非常に理にかなった治療法だと感じました。
もちろん機械に座るだけで全てが解決するわけではありません。しかし、運動が苦手な方や筋力低下が進んでいる方にとって、筋肉を維持・強化するきっかけとして大きな可能性があります。
体重計の数字だけを見る時代から、
「脂肪を減らし、筋肉を守る」
時代へ。
GLP-1治療を受けている方こそ、筋肉量にも目を向けていただきたいと思います




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