性交痛の原因を考えるとき、
まず知っていただきたいのは
粘膜なのか、筋肉なのか
という視点です。
もちろん最終的な診断は医療機関で行いますが、
簡単なセルフチェックでもある程度予想できます。
①粘膜タイプの特徴
□ 入口だけが痛い
□ 触れるだけで痛い
□ ヒリヒリする
□ 擦れる感じ
□ 挿入した瞬間が痛い
□ 潤滑剤で少し楽になる
□ 指一本でも痛い
このタイプでは
粘膜や神経が原因になっている可能性があります。
入り口を軽く触って「ピリピリ痛い」のは粘膜の可能性。
②筋肉タイプの特徴
□ 奥が痛い
□ 押されると痛い
□ 長時間座れない
□ 下腹部も痛い
□ 尿道や膀胱も痛くなる
□ 排尿後も違和感
□ 便秘になりやすい
□ 緊張すると悪化する
このような方では、
骨盤底筋が原因になっていることが少なくありません。
まず骨盤底のどこが痛いのか探ってみましょう
両方当てはまる人も多い
実際には、
「入口も痛い」
「奥も痛い」
という方も珍しくありません。
この場合は、
- 粘膜
- 筋肉
- 神経
- ホルモン
- 炎症
- 中枢性感作
などを総合的に評価する必要があります。
性交痛の診断では、
まず
粘膜なのか
筋肉なのか
を見極めます。
大事なのは診断です。
- スワブテスト(綿棒による痛みの評価)
- 骨盤底筋の診察
- ホルモン状態
- 神経の評価
- 炎症の有無
まで確認します。はっきりと診断をつけ、粘膜なら粘膜、筋肉なら筋肉の治療を行います。
最後に
性交痛は「気のせい」でも「年齢のせい」でもありません。
原因を正しく診断できれば、改善できるケースは少なくありません。
何年も一人で悩まず、まずは「粘膜なのか、筋肉なのか」という視点を持つことが、改善への第一歩です。
日本橋骨盤底診療所




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