スポーツで尿失禁
〜子育て後に増える“運動時の尿もれ”〜
出産後、軽い尿もれを感じる。
その後、子供が小学生になる頃、一緒に縄跳びをしてみると尿が漏れる。
実は、とてもよくある流れです。
「縄跳びをしなければ漏れないから…」
「普段は困っていないから…」
と、そのまま様子を見る方も少なくありません。
そして子育てがひと段落し、自分の時間ができて、趣味のスポーツを再開。
マラソン
テニス
バレーボール
ジムやダンス
すると、
「運動中の尿もれが気になって集中できない」
「思い切り身体を動かせない」
と受診されるケースは非常に多くあります。
スポーツ時の尿失禁では、
・骨盤底筋の収縮はできる
・ただし収縮力や持続力が弱い
・尿道がグラグラ動く(尿道過可動)
という状態が最も多い印象です。
日常生活では問題なくても、運動になると強い腹圧が繰り返しかかるため、“支えきれない”状態になるのです。
つまり、
「生活は困らないけれど、スポーツになると困る」
という、“活動レベルで初めて見えてくる尿失禁”とも言えるかもしれません。
腹圧性尿失禁の治療は
・骨盤底筋体操
・骨盤底筋トレーニング
・高テスラ磁気刺激療法
・レーザー治療
・PRP治療
・尿道スリング手術
など、さまざまな選択肢があります。
もちろん、まずはトレーニングで改善できれば理想的です。
しかし、どの治療を選択するかは、
「重症度」だけではなく、
“どの程度の運動強度を求めるか”
が非常に重要になります。
例えば、
激しいランニングやジャンプ競技を行う場合には、普段の生活では漏れなくても、スポーツ時の漏れを防ぐために尿道スリングを選択することがあります。
一方で、
軽い運動やフィットネスレベルであれば、骨盤底トレーニングや磁気刺激療法だけで十分満足度の高い結果になることもあります。
大切なのは、
「漏れをゼロにしたいのか」
「どこまでスポーツを楽しみたいのか」
を共有し、その方のライフスタイルに合わせた治療を選択することだと思います。
“スポーツを諦めないための女性泌尿器科”
そんな役割も、これからますます重要になるのかもしれません。
https://npfc.jp/紹介/worriesurinary-incontinence/day-surgery-urinary-sling/
日本橋骨盤底診療所




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