看護師の皆さんを対象とした骨盤底診療の勉強会を開催しました。
骨盤底医療の必要性は年々高まっています。しかし一方で、体系的に学ぶ機会はまだまだ少ないのが現状です。
これは、現場で働く医療者にとっても、患者さんにとっても切実な問題だと感じています。
看護師さんは、医療の最前線で患者さんの不安や悩みを最初に受け止める存在です。
「どうして膀胱炎を何度も繰り返すのですか?」
「先生には大丈夫と言われたけれど、まだ痛いんです。」
「なんとなく気持ち悪くて、毎日がつらい。」
そんな言葉にならない苦しみを、藁にもすがる思いで打ち明けられることも少なくありません。
診断や治療を行うのは医師ですが、その患者さんの気持ちに寄り添い、安心を届けるのは看護師さんの大切な役割です。
今回は、医師・看護師・理学療法士それぞれの立場から、骨盤底診療における多職種連携について講義を行い、実際の評価やリハビリテーションの実演も交えながら学んでいただきました。
参加された皆さんからは、
- 「目から鱗でした。」
- 「明日からすぐ実臨床で使えそうです。」
- 「もっと勉強したいです。」
といった、とても嬉しい感想をいただきました。
骨盤底医療は、一人の医師だけで完結する医療ではありません。
医師、看護師、理学療法士、そしてスタッフ全員が同じ方向を向いて初めて、患者さんに本当に必要な医療を届けることができます。
少しずつ、少しずつ。
骨盤底医療を支える仲間が全国に増えていくことを願っています。
勉強会の最後に、皆さんへこんな問いを投げかけました。
「もし、自分の親が、妻が、娘が同じ病気になったら、どんな医療を受けさせたいですか?」
そして、
「私たちは、どんな医療を次の世代へ残していきたいのでしょうか。」
日本橋骨盤底診療所


監修 日本橋骨盤底診療所 理事長 安倍弘和




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